カテゴリ:1年
日常生活の生きた教材
先日、1年生は各クラスで学級委員を中心に、学校生活のきまりを改めて確認する時間を設けました。
その中で、最近あいまいになっていたタブレットの使用ルールにも触れました。タブレットの使用において、五中には以下のようなルールがあります。
・シールを貼ったり、ストラップをつけたりせず、借りたままの状態で使う。
・壁紙などの設定を変えない。通知の音は消す。
・休み時間は使用しない。授業中、許可のないときは使わない。
・貸し借りはしない。
そして今朝、生徒同士でこんなやりとりが。
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ある生徒(以下、Aさん)が授業前にタブレットを操作していたところ、近くの生徒(以下、Bさん)が
Bさん「おい!休み時間はタブレット禁止だろ!!」
Aさん「分かってるよ!そんなに強く言わなくてもいいだろ!」
すると、そのやりとりを見ていた、また別の生徒(以下、Cさん)が
Cさん「『注意してくれた人を責めちゃいけない』って確認したよね。ルールを守らない人が悪い。」
Aさん「そうだけど、いきなりこんなに強く言われたら納得いかないっていうか…」
そして、そのやりとりを見ていた、またまた別の生徒(以下、Dさん)が
Dさん「Bさんの言っていることは正しいけど、言葉とか言い方とかもっと別の方法があるかもね。」
教員T「(深い…)」
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自分でルールを思い出して、言われる前に操作をやめようとしていたAさん。
みんなでルールを守るために注意したBさん。
違反を注意したBさんを守るために声を上げたCさん。
Aさんの気持ちも理解した上で今後への提言をしたDさん。
そのやりとりを見守っていた教員や周りにいたほかの生徒も含めて、とても考えさせられる時間になりました。
そのまま道徳の題材としても活用できそうな、日常生活の中で生きた教材を見付けた朝の一幕でした。
公開日:2025年10月09日 15:00:00
更新日:2025年10月09日 16:25:39